ばちゃこ

この世は舞台、アドリブで生き抜く

真冬の夜空は今も暗くて

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2019年11月3日(日)

横浜アリーナにて行われた

「3rdスタァライブ“Starry Diamond”」

 昨年にアニメ化を果たし、舞台ライブアニサマ出演と波に乗るスタァライト九九組「聖翔音楽学院」をはじめとし、昨年の2ndスタァライブに出演後、ラジオやトークイベントなど活動の幅を広げてきた「シークフェルト音楽学院」更にソーシャルゲームとして展開を行っているスタリラ少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-」にて登場している「凛明館女学校」「フロンティア芸術学校」がステージ初登場。

計4校のキャスト様が登場する豪華イベントとなっておりました。

ライブは二部制計3時間30分と大容量

1部はスタァライト九九組によるライブ、2部は全キャストを交え演技を加えたレヴューライブとなっておりました。

 

1部の九九組ライブ、実は神楽ひかり役三森すずこ様が2部からの参加予定となっていたため不安視される点があったが、「舞台少女心得」から始まる出だしに2ndライブ以来の「舞台プレパレイション」にBD特典楽曲のラッシュ。更には1stライブぶりのGSに「情熱が目覚めるとき」と豪華なセトリが広げられ、「Fly Me To The Star」ではひかり不在の分をまひるが補う演出の中始まり、二番開幕にはひかり登場による九九組勢揃いに会場は歓喜。その後に続くFancy Youと最高の1部を作り上げてくれました。

 

そして休憩を挟み始まる2部...

4校によるスタリラテーマソング「ディスカバリー」からスタート、2部を始まりをひしひしと感じたところで舵を切るのはフロンティア!軽快な「ショウタイム フロンティア」からのあるる静羽による「キミも私もアリス」本来アリスあるると白うさぎの美空によって歌われてた曲でしたが、諸事情によりあるると静羽によって歌われていましたが、アリスとハートの女王の共演正直熱くない???僕は好きでしたよ。

続くは凛明館「鬼紅忍絵巻」かっけぇぇ...忍伝鬼紅の復刻いつするんですか???そして「蝶になってみませんか?」5匹の蝶は美しかったよ...

そして来ましたシークフェルト2nd以来の「プラチナ・フォルテ」

すんごい私情を挟むのですが私スタァライトの初イベントは2ndのライビュでこの「プラチナ・フォルテ」を1番の理由として参加したから思い出が強いんですよ。「そのままアニメレヴュー再現で胸焼かれてハマったのはまた別の話」

続いて「Rose Poems」この楽曲は2ndの時点でなかったので初出でした。良かったね。

 

ここまでは良かったんですよ...

 

 

 

 

2019.10.16

レヴューアルバム「ラ・レヴュー・エターナル」

3rdスタァライブ“Starry Diamond”開催にあたって披露予定の楽曲アルバムとして発売されたものである。全6曲が新曲として追加されており、4校のキャラがそれぞれ混じり合い戦う楽曲として作られていたのですが、歌詞にはレヴューのネタバレが含まれるものもあり、ライブ前から展開を連想させるものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事「Rose Poems」を歌いきり、ここでメインディッシュかのごとく宣言されたレヴューの開演

 

星空の元魅惑の舞台のレヴューの幕があがります。

 

Revue①「追って追われて シリウス

Cast:石動双葉・花柳香子・巴珠緒・秋風塁

「どんな獲物も逃さない俊足」を与えられた犬・レプラスはいたずら狐を狩ろうとするが、この狐は「絶対に捕まらない俊敏さ」を与えられていた。レプラスは狐を捕まえる事ができず、狐もまたレプラスから逃げ切る事ができない――

 

この舞台を演じるは幼なじみである双葉と香子、対して可愛い後輩憧れの先輩の関係を持つ珠緒と塁。

レヴューの中、些細な事から口論になる双葉・香子に対し、珠緒と塁は抜群のコンビネーションを見せるが、双葉と香子は再び「幼なじみのよしみ」を取り戻し、レヴューに勝利した...

まあこれは楽曲にもありましたしアニメでもふたかおの仲の良さは描かれておりそれを生かしたものと思うので特筆事項なし。

 

Revue②「ゼウスの仲裁」

Cast:西條クロディーヌ、夢大路栞、夢大路文

大神ゼウスと絶世の美女レダの間に生まれた双子・カストルポルックスは仲の良い兄弟である。
カストルは剣の名手、ポルックス馬術の名手だったが、戦中、流れ矢に当たりカストルは戦死してしまう。

ポルックスは兄と一緒に死にたいと言ってゼウスに自分の不死を解くよう願い、ゼウスはこれを聞き入れ二人を星にした――

 

これは良かったと思いますよ(ド直球)

このスタリラ内唯一の姉妹が胸に秘めた思いのぶつけ合い、素敵だなって

 

Revue③「御してぎょしゃ座

Cast:星見純那、田中ゆゆ子、野々宮ララフィン

ぎょしゃのモデルはアテネ第三代の王・エリクトニウス。

彼は聡明な王様で、生まれつき足が不自由で歩くこともできなかったが、馬に体を縛り付けて戦闘に参加し武勇にも優れ、広い知識や発明の才能で工夫を凝らした車椅子のようなものを作り上げた。

その英知と勇気を称えられぎょしゃ座になって夜空に上がった――

 

私この楽曲に不信感を持っておりまして...

cast欄には3人のみ書いたのですが、実はこの楽曲「リュウ・メイファン」も歌っておりまして。その際にこんなセリフが出てきます

「占いには、私の勝利と出ています」

メイファンというキャラは占いが好きなのですが、悪い結果だけよく当たるので皆ちょっと嫌がるという設定、逆に捉えると「いい結果は当たらない」ものとなります。少なからず私はそう考えてしまったが故に私は「メイファン」の勝利の権利はないんだな...って不安を抱えていました。とはいえ他にもキャラはいますし、何より

シリウスのような「付き合いの長さが表す強さ」も

ゼウスのような「夢大路ではない自分の立場を利用した仲裁」もなく

いわば皆平等、強いていえば「憧れてトップにはなれない少女達」と考えていました。

このレヴューの勝者は星見純那、ララフィンとゆゆ子の同時抜きによる勝利でした。

ここで私思考が止まったんですよね。星見の...聖翔の頭一つ抜けた演出を見せられて...

せめてゆゆ子とララフィンの一騎打ち中片方が倒れたタイミングで純那が裏から撃ち抜き勝つみたいな演出だったらアニメの基本一対一のレヴューと異なり相手は複数いることを踏まえた隙の演出みたいでなんとも思わなかったんですけどね...

 

Revue④「裏切りのクレタ

Cast:天堂真矢、大場なな、鳳ミチル、鶴姫やちよ、胡蝶静羽

猛牛・アルデバランは「牡牛(おうし)の目」ともいわれるゼウスが化けた姿とされる。

ゼウスは雄牛に化けて王女エウロパに近づいて、気を許した隙にクレタ島へ連れ去り子を生ませる。また、この雄牛はクレタ島の王妃に、怪物ミノタウロスを生ませたともされている――

そんなおうし座の神話をテーマに与えられた真矢・なな・ミチル・やちよ・静羽によるレヴュー。

今回集められたメンバーは学校ごとに分かれ、「ゼウス」「エウロパ」「ミノタウロス」を演じることになるが……

 

天才舞台少女①・真矢

再演者・なな

王の宰相・ミチル

次期王者・やちよ

天才舞台少女②・静羽

この圧巻なメンバーにて行われた裏切りのクレタだったが、現実はめんどくさい強ポジションキャラの消化だった。

気づいた時にはミチルやちよ静羽は端に追いやられるかのごとく退場、最後は天堂大場の一騎打ちに会場は盛り上がるが、私はなんの為に他の3人の存在があったのか理解できずただ悔しかった...悲しかった...負の感情が込み上げ続けてたね。

 

Revue⑤「1等星のプロキオン

Cast:露崎まひる、音無いちえ、大月あるる

猟師アクタイオンは狩猟の女神・アルテミスの水浴びを覗いてしまいアルテミスに鹿に変えられた。
アクタイオンの優秀な猟犬・メランポスは主人だと気づかぬままその鹿を捕まえてしまう。

褒められるために延々に戻ってこない主人を待つメランポスはついには死んでしまい、その亡骸は星座となって夜空に上がった――

 

もう何も考えられなかったよね...平和だなぁ...くらいの感想

余談だけどこの設定なんか可愛そうね

 

Revue⑥「逆境のオリオン」

Cast:愛城華恋、神楽ひかり、雪代晶

狩猟の女神・アルテミスは凄腕の狩人オリオンと恋に落ちた。
しかしアルテミスの兄で太陽の神・アポロンは二人の恋愛を快く思わず、アルテミスをそそのかし、遠い海にいたオリオンを射抜かせる。

自分の愛する人を殺してしまったアルテミスの悲しみを不憫に思った大神ゼウスは、アルテミスを不憫に思いオリオンを天に上げ星座にした――

 

事前にこの曲も聴いてましたけど、ただかれひかが勝つだけという結果が目に見えて分かる曲だったからこの辺りにはもう早く終わらないかというライブに有るまじき思考に至ってました。

 

全アルバム曲を終え安堵した私に追い討ちと言わんばかりのこの曲が流れた

「Star Daiamond」

Starry Diamondというライブ名に相応しいかっこいい楽曲、MV等では舞台少女がぶつかり合い激しく奪い合う光景が描かれた楽曲であったが、当時の私にとってこの曲はただの見せしめにしか思えなかった。ただ出来レースの中倒れた凛明館、フロンティア、シークフェルトが消えた今舞台に残る聖翔がただ歌うだけ、そこにかっこよさなど感じられずただ過度な照明輝きが私の目を刺し続けた...

 

なんか最後体操踊ってた気がするけど正直記憶は残ってない。幕がとじ、劇場から出た私は隅で涙を流してた。他の観客の賞賛の声が耳に刺さりより悔しさは込み上げる。

人気とか商売とかそうゆうことは理解しているつもりではいた、覚悟もしていたはずだった。ただそれでも悔しさは留まることなく込み上げた。連れの人もいたっていうのにただ惨めな姿だった...

 

 

 

 

 

 

 

1ヶ月後

神の悪戯かなんだか知らんけど私はこの憎んだアルバムのリリースイベントに参加しました...

正直何喋ったらいいのか分からなかったよね

緊張とかそうものとは違ったさ

不完全燃焼で帰った記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

こんなことがあって11月中にはスタァライトは目にも入れないようにしてスタリラも全くログインせずみたいな日が続いてました。

じゃあ今なんでやってるんだって????

 

...リリイベ直後に出たマッチ売りやちよにつられてホイホイ帰ってきました。

その後は結局続いてるんですよね。

ただその当時のあの感覚は忘れることができず、信じきることはできない1年を過ごしておりました。

 

 

結局ロロロは観たし次の青嵐の舞台も申し込んでるし正直今までもこれからもこの「スタァライト」とどう向き合うのか分かりません。

いつまたこのショック状態が訪れるかも、いつ昔ほどの信頼をして熱を取り戻せるかも

ただ私にとってあの星空の元でのステージはこれからも忘れられない1日になるのだろうと...